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集中力を高める方法とは?企業の事例とともに解説

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仕事を集中して行えば、同じ時間や労力でもより高い仕事の成果や生産性を生み出せます。ところが、集中力は持続できるものではありません。ここでは集中力と業務の関係と、集中力を高める方法について解説します。実際の企業が集中力を高めるために導入した取り組み事例も合わせて紹介しますので、従業員の集中力を高めて成果を上げる参考にしてください。

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集中力とは?業務と集中力の関係について

そもそも集中力とはどのような能力なのか、概要と業務との関係について説明します。

集中力とは

集中とはあるものを一点に集めることで、勉強に集中する、仕事に集中する、などの用法で使用されます。ある物事に気持ちや注意を集中する能力が集中力です。

集中力が高いと業務効率も上がる

東京大学薬学部の池谷裕二教授が株式会社ベネッセコーポレーション協力の元で行った「勉強時間による学習の定着・集中力に関する実証実験」によると、「休憩をはさんで15分×3(計45分)」勉強を行ったグループのほうが、「連続して60分」勉強を行ったグループよりもテストの点数が高いという結果が出ました。 (参考:「勉強時間は短い方が好成績?」朝日新聞デジタル)この結果から、長時間勉強するよりも短時間で集中して勉強した方が高い成果が出ることを表しています。これは業務に置き換えても同様で、集中力の高さが業務効率に影響を与えると言えます。

集中力は持続できない

また、池谷裕二教授 は仕事における脳科学に関するインタビューの中で、「集中している」状態とは、そもそも生物的には不自然な状態であるとしています。(参考:「仕事ができる」を脳科学から考察──池谷 裕二氏に聞く

自然界で生物が生きるためには、つねに周りに気を配り、危険を察知しなければいけません。天敵から自分の身を守るためです。周りに気を配っている状態とは、注意が散漫している、つまり集中とは逆の状態です。このことから、人間も集中力が持続できないのは自然なこととしています。 

集中力の目安となるのは、脳の前頭葉から出るガンマ波の値です。前述の実験においても、「15分×3(計45分)」グループと「60分」グループそれぞれに脳波計を着けてガンマ波の値を調べたところ、15分×3グループの場合は、勉強を進めるごとに徐々にガンマ波が下がり、休憩をはさんでガンマ波が回復していました。45分の勉強時間で一定のガンマ波をキープ、つまり集中力が持続していることが分かりました。

一方、60分グループの場合は時間の経過とともにガンマ波の値が下がり、特に40分を境に急激に下降していました。この結果から、人間の集中力が持続できるのは最大でも40分ほどであると考えられます。

集中力を高めて業務に活かす方法とは

集中力が高いと、短い時間でも大きな成果が出せます。しかし、集中力は持続できるものではありません。つまり、高い成果を出し続けるためには、集中し続けるのではなく、必要なときに最大限の集中力を発揮することが必要になります。ここからは、業務中に実践できる集中力を高める方法を紹介します。

集中する時間を決めて、休憩や休息を取る

決められた時間で集中力を高めて仕事を進めるには、適度に休憩や休息を取るのが有効です。例えば、60分持続して仕事をするよりも、休憩を取りながら45分仕事をしたほうが集中力は高くなり、高い成果も出ます。また、睡眠不足は集中力の低下を招くため、毎日十分な睡眠を取って、疲労を溜めないように心がけることも大切です。 (参考:「健康づくりのための睡眠指針2014」厚生労働省健康局

集中力を発揮する時はシングルタスク

そもそも集中力とは、ひとつのことに気持ちや注意を向けることで発揮できる能力です。よって、集中力を高めて仕事をしたい時にはシングルタスク、つまりひとつの業務に注意を向けることが重要です。逆に多くの業務を一度にこなすマルチタスクは、気持ちや注意が散漫になってしまうため、集中力を発揮できなくなってしまいます。また、視覚や聴覚を刺激されることも、集中力が途切れる原因になります。そのため、視覚や音も遮断できるスペースで業務を行うのも、集中力を高めるのに有効です。

座りっぱなしではなく適度に体を動かす

長時間座ったままで仕事を続けていると、腰痛や足のむくみにつながり、体の疲労感や違和感を感じやすくなります。疲労感や違和感は、睡眠不足と同じく集中力が落ちやすい状態を引き起こします。これらを防ぐには、立ったり座ったりを繰り返すことが有効です。 さらに、ガムをかむ、デスクで軽くストレッチをする、水を飲むなどの行動も、疲労感や違和感を解消して、体を集中しやすい状態に整えてくれます。

集中力を高めるための企業の4事例

集中力を高めて生産性を上げるための取り組みは、すでに色々な企業で行われています。ここでは、企業が実際に行っている4つの事例を紹介します。

株式会社ヒューゴ「シエスタタイム」

スペインなどでは「シエスタ」という昼寝の時間があります。このシエスタを取り入れているのが、大阪府大阪市にあるインターネットのコンサルティングやwebデザインを手掛ける株式会社ヒューゴです。勤務時間を9時~20時、お昼の休憩の代わりに13時~16時をシエスタタイムとしています。 シエスタタイム中は、社内で仮眠を取ることも外出することもでき、すべての従業員が自由に時間を使います。映画鑑賞をしたり、ジムやマッサージに行ってリラックスしたりすることもできます。

また、用事がある時はシエスタタイムを取らず、1時間だけ休憩をして18時に退社することも可能です。シエスタタイムを導入してからは、仮眠やリフレッシュによって集中力が増したという声が増えました。

リクルートグループ「整然としたオフィスを維持」

余計なものが視界に入ったり、常に雑音が聞こえたりする環境は集中力が途切れる原因となります。人材派遣や求人媒体、広告媒体を手掛けるリクルートグループは、すべてのオフィスが新しいビルの中にあり、常に掃除が行き届いており整理整頓されています。また、頻繁に人事異動や事務所内のレイアウト変更を行い、気分的にもリフレッシュできるようにしています。仕事に集中できるオフィス作りを実践している事例です。

Google「サーチ・インサイド・ユアセルフ」

欧米では自分の意識を覚醒させたり、気づきのレベルを上げたりする手法として、呼吸や瞑想を取り入れた「マインドフルネス」が活用されています。ビジネスでも、集中力を高める手法としてマインドフルネスは注目されています。このマインドフルネスをベースに心と思考力を強化する独自のプログラム「サーチ・インサイド・ユアセルフ」を導入しているのがGoogleです。

JINS「JINS MEME」

最後は導入例ではなく、面白い視点で集中力を捉えた企業の紹介です。JINSは集中力を計測できるウェアラブルデバイス「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」を開発しました。集中力をデータで可視化できるため、生産性を高めるのに役立ちます。今後、簡単に集中力を可視化できるツール開発が期待できる事例です。

企業ぐるみで集中力を高めるには?

前述のように、いま様々な企業が従業員の集中力を高め、いかにパフォーマンスを上げるかに注目しているかがわかります。では、実際に自社で導入する場合どのようなポイントを押さえておくべきでしょうか。ここからは従業員の集中力を高めるための方法を紹介します。

集中しやすい環境づくりをする

就業環境は従業員の集中力を高める上で重要な要素です。オフィス設備の整備や整理整頓だけではなく、思い切ったレイアウト変更や、スタンディングディスクの導入、きれいなオフィスへの引っ越しという方法もあります。また、ひとりで業務に集中できる自習室のようなスペースを導入することも有効です。

業務と休養のメリハリをつける

集中力は持続できない能力ですが、適度な休憩やリフレッシュによって回復させることはできます。業務スペースの近くにリフレッシュできるカフェスペースや、体を動かせるスペースを設ける、休憩時間を固定せずフレキシブルにするなど、従業員が必要に応じて休憩や休養を取りやすい環境づくりをすることも、集中力を高めるうえで大切です。

集中力を上げたことによる成果を認める

集中力を上げることによって生産性が上がったら、そこで終わりにしてはいけません。成果が出た場合は、必ず従業員を認めたり評価したりすることが重要です。ただし、成果を上げた従業員に対する正当な評価を怠ると、集中力もモチベーションも逆に低くなり、離職率が上がってしまうリスクもあります。集中力を高めるための取り組みを行うだけでなく、その後の成果や従業員の変化も注視し、適切な評価を行うことが大事です。

まとめ

集中力の概要や業務との関係性、集中力の上げ方を実際の企業の事例と共に紹介しました。集中力は持続できない能力だからこそ、効率的に高めることが重要です。うまく集中力を上げることができれば、高い業務の成果も得られます。従業員ひとりひとりだけでなく企業全体で集中できる環境づくりをしたり、集中力を高めて得られた成果を正当に評価したりすれば、さらなる成果や生産性の向上と組織全体の成長につながります。

 

 

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