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適性検査の種類と特徴について|検査目的や産業別の紹介

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適性検査を導入したいが、何を選べばいいか分からないとお悩みではありませんか? 適性検査には4種類ほどの系統のほか、企業の特性に合わせたものもあります。今回は、適性検査の概要と導入効果、種類と検査目的について説明し、産業別の適性検査も紹介していきます。

適性検査の概要と導入の効果

適性検査の具体的な種類などの説明へ入る前に、前提知識として適性検査の概要と導入効果について説明します。

●適性検査の概要

適性検査とは、企業が新卒採用する際に行うステップのひとつとして定着している選考試験の一種です。適性検査利用する企業は昔からありましたが、近年、その数が多くなってきた理由としては、Web公募手法によって多くの就活生が殺到するようになったことが挙げられます。選考業務の省力化を推し進めた結果、多くの企業で活用されています。

適性検査は、その種類によって性格や能力などが診断できる仕組みです。適性検査はあくまでも面接や筆記試験の補助的な役割を果たす手段ですが、うまく使うことで希望の人材を採用できる手助けとなります。SPI検査は、特に有名な適性検査のひとつです。

適性検査は、就職活動における試験対策の対象なるほど重要視されています。適性検査は一定の精度で対象者のことを客観的に測定できるため、上手に活用していきましょう。

●適性検査の導入効果

適性検査の導入効果としては、以下のものが挙げられます。

・対象者の性格を客観的に理解できる
・効率的に人事データを収集できる
・人の目を通さず客観的な評価が可能
・機械的に分析していることで対象者に不公平感を与えない
・人事データをデータベース化して再利用が簡単にできる

人を介さずに公平な診断をしているという安心感を対象者に与えることに加え、採用後も人事データとして有効に活用できる点も適性検査の魅力です。

 適性検査は、種類によって得意分野が異なります。採用基準に達しているかどうかの確認に適しているもの、配属先など人事データとして組織運営に使えるものなど、特性に合わせて利用しましょう。特性に合わせて使うことで、導入効果が倍増します。適性検査の種類について調査して、適切な種類を選択・導入するようにしましょう。

検査目的に応じた適性検査の種類

適性検査にはいくつかの種類があり、それぞれの検査目的が異なります。ここでは、企業が利用する頻度の多い適性検査の分類を大きく3つに分け、それぞれ具体的な検査名を交えてご紹介していきます。

・能力を見るための適性検査
・性格を見るための適性検査
・興味や関心を見るための適性検査 

●能力を見るための適性検査

業務を遂行するうえで最低限知っておくべき知識を持っているか、業務を遂行する能力があるかを測定する検査です。

具体的な例としては、コンピューターに関する仕事の基礎知識を問う「CAB」などがあります。また、「玉手箱」はSPI検査と同様に広範囲の分野がチェックできる適性検査ですが、英語力を測定する問題が用意されており、英語に関する能力も確認できます。

CAB・玉手箱:http://www2.shl.ne.jp/product/index.asp 

●性格を見るための適性検査

性格を見るための適性検査は、リクルート社が出しているSPI検査がもっとも人気があり、定着しているのではないでしょうか。現在のバーションはSPI3です。SPI検査は、大きく分けて言語・算数・性格の3分野が測定できるようになっています。すべてを回答することで、個人の能力や強み・弱み、性格が詳しく分かり、採用選考時に役立つ資料となるのです。

また古くから利用されている適性検査に「クレペリン検査」(正式名称:内田クレペリン検査)があります。この適性検査は非常に特徴的で、ただひたすら計算をしていくというだけのテスト方式です。単純な検査方法ですが、この検査を受けるだけでも、全体的な処理能力や作業の速さ、正確さが分かり、引いては性格傾向が分かります。

他には対人能力やストレス耐性を見る適性検査も増加傾向にあります。メンタルヘルスの問題もあり、時代の要請により増えてきた適性検査と言えるでしょう。対人能力やストレス耐性を見る適性検査の例としては「INSIGHT」や「Compass」などが挙げられます。

SPI3:https://www.spi.recruit.co.jp/
内田クレペリン検査:http://www.nsgk.co.jp/sv/kensa/kraepelin/

●興味や関心を見るための適性検査

社団法人 雇用問題研究会が提供している「GATB」のように、職業の適性や興味・関心の方向を見るための適性検査もあります。これらの検査は、職業の適性脳として、知力、言語力、空間判断力など指先や運動、などの感覚に属するような能力も測定できます。どの職業に適性があるかどうかが判断可能です。企業の採用試験の現場ではあまり利用されないかもしれませんが、こういうタイプの適性検査もあることは知っておきましょう。

GATB:http://www.jil.go.jp/institute/seika/tools/GATB.html

職種別の適性検査紹介

職種別に応じた適性検査や、職務を遂行する特定の能力に着目した適性検査も存在します。どのような種類があるのかをご紹介します。

●職種別の適性検査

職種別の適性検査をいくつかご紹介します。

【情報処理系】CAB、DATA-OAなど
【営業・販売系】DSIなど

 情報処理系の適性検査では、コンピューター関連で必要な能力を測定します。学的な力だけではなく、パーソナリティ特性もチェックして、プログラマーやSE、プロジェクトマネージャーなどの特性があるかどうかが測定可能です。

営業・販売系のDSIは、営業や販売力があるかどうかについて、態度能力と行動の特徴から測定する適性検査です。応募者が営業や販売を経験してきた年数と実年齢とを併せて、その年齢に応じた対応能力があるかどうかを測定します。

●職務遂行上の能力特化型適性検査

職務を遂行するうえで特に必要と思われる能力を、ピンポイントで測定する適性検査もいくつかあります。特に、自社では重要視したいという能力を測定できる適性検査があれば、採用してみても良いのではないでしょうか。

・仕事を進めるうえでの「思考力」を測定:GPS-Business
・「考える力」を診断:PURE

 GPS-Business やPUREは、仕事を進めるうえで知識や記憶力に頼るのではなく、その場で「考える力」がどの程度ついているかを測定する適性検査です。文章理解力、問題解決力、論理展開度など、これまでの適性検査とは違った観点でチェックできます。自ら考える力を持っている人材はどの企業でもニーズがあるため、これからさらにさまざまな適性検査が開発されていくのではないでしょうか。

まとめ

適性検査の概要と導入の効果、企業や職業の特性にマッチした適性検査を紹介しました。簡単にこれまでの内容をおさらいしましょう。

・適性検査は、面接や筆記テストでは見られない性格や能力などを測定するテスト
・応募者が多い時のふるい分けにも使える
・性格や能力など基本的な項目を網羅的にテストしたい場合はSPIや玉手箱がよく使われる
・情報処理など特定の職種の適性を見るCABのような適性検査もある

適性検査をなぜ導入するのかを明確にして、自社に合った適性検査を選ぶための参考にしてください。

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