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【MEETUP#01 俺のOKR】tabanel奥田氏「『俺のOKR』で組織が強くなる」

投稿日:

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2018年10月26日に『組織づくりベース』は、初となるミートアップイベントを開催しました。テーマは"俺のOKR"。いま注目の目標管理手法「OKR」をキーワードに、参加者同士で運用方法や効果、課題などを共有し、交流を深めることを目的として開催しました。


 イベントには、OKR導入コンサルタント会社の代表や既にOKRを導入している企業の人事担当者3名をお招きし、OKRに関する基礎知識やOKR導入におけるリアルな実情、効果のあった運用方法などをお話しいただきました。

今回はその中で、「OKRとはなにか?」を基礎からわかりやすくご説明いただきました、株式会社タバネル(以下、タバネル)代表取締役の奥田和広氏によるセッションをご紹介していきます。



株式会社タバネル
代表取締役 奥田和広

1975 年大阪生まれ 一橋大学卒業
上場ファッションメーカー、化粧品メーカー、コンサルティング企業などで勤務。取締役として最大 170 人の組織マネジメントに携わる。自らのマネジメント経験とコンサルティング経験を経て、成長企業の共通項OKRに出会い、株式会社タバネルを設立。

俺の組織力とは?

組織力=メンバーの力の総和を最大化すること

ある日テレビを見ていたら、プロレスラー数人と女性数人が綱引きをする番組がやっていました。皆さんはどちらが勝ったと思いますか?結論から言うと、女性のチームが勝ちました。一対一では、どう考えても女性はプロレスラーに勝てませんが、同じ方向・同じ姿勢・同じタイミングで力を合わせて綱を引くことで、女性のチームは勝つことができたんです。つまり、女性のチームは一人一人の力は弱くとも、メンバーの力の総和を最大化できたことになります。これは組織でも同じことが言えます。個人の力を高めることも大事ですが、メンバーの力の総和を最大化できないと、せっかく一人一人が頑張っても組織として力が発揮されません。

共通の目的にメンバーを導く『リーダーシップ』とメンバーの管理と統合をする『マネジメント』のバランスが大切

ここで、改めて組織とは何か。それは、メンバー全員が共通の目標に向かって協力し達成を目指していくものです。それぞれがバラバラのことをしていたら、これは組織ではありません。また、組織にはたくさんの人がいるため、彼らの管理と統合も大切です。

こちらのグラフをご覧ください。共通の目的にメンバーを導く未来志向である『リーダーシップ』を縦軸に、メンバーの管理と統合など現実志向である『マネジメント』を横軸にします。創業当初はメンバーの人数も少なく、同じ目的を共有しているため、メンバーを管理する必要がなくリーダーシップ寄りの位置にいることが多いです。その後、組織が拡大し人が増えていくと、熱意や方向性にバラツキが出てきて、管理する必要が出てきます。これにより、少しずつマネジメント寄りになっていきます。しかしここで管理を厳しくしすぎると、不正や大企業病に陥ってしまい、組織が衰退していってしまう。こうなった場合は、リーダーシップもマネジメントも機能しなくなる可能性があります。よって、あるべき組織はリーダーシップとマネジメントの両輪がうまくまわっていることが大切です。

個人の意識と組織力

個人の意識を高めると組織力も高まる

他にも、組織の目標と個人の目標がつながることは、個人の意識に対してもいい影響があります。
ところが、会社の戦略や目標がメンバーにはあまり理解されていない、また理解されづらいという実情もあります。実際に、弊社で実施したアンケートでも、戦略目標や経営者の考えている方向性を大いに理解していると回答したのはわずか1割程度、ややあてはまるまで入れても3,4割しかいません。

一方で、組織においては個人のやりがいも大事です。やりがいを感じている人の多くは、仕事における自分の目標が明確であり、会社全体の目標達成に自分の仕事が貢献していると感じています。つまり、会社全体の方向性と自分の目標を明確にすることが、個人のやりがいにつながり、個人の意識にとっても大切になります。

組織を強くする俺のOKR

OKRを成功させる4つのポイント

このようにメンバーを同じ方向に向かせて、個人のやりがいも高めていくために活用するのが、OKRです。OKRは挑戦的でかつ重要なものを全社、部門、社員それぞれに一貫性をもたせて設定し、高頻度でフィードバックすることで、組織の成長を目指していく目標管理手法です。これを単なる目標管理で終わらせないためには、4つの原則があります。 

『もっともっと上へ!』
ムーンショット、つまり無謀とも思える目標を掲げてみんなで挑戦することが大切です。ユニクロの柳井社長も「人は大成功したときに、力が出ますよ。」と言っているように、大成功を思い浮かべて、そこに向かってみんなで協力していくことが、大きな力を発揮するために重要なことです。

『重要なことに集中!』
大成功を目指す中で、あれもやりたいこれもやりたいとなりがち。しかし、本当に重要な目標に絞りこまなければいけません。絞り込むことで、目標への集中力が高まります。また、形骸化がなくなったり、目標の優先度づけが容易になったりします。この結果、目標の達成率が上がることになります。

『もっと分かりあおう!』
組織として協力していく上では、メンバー同士がもっと分かりあうことが重要です。一般的にMBOでは、上司部下間だけで共有されていることが多いですが、OKRでは全社で見える化を図り、透明性を高めていきます。これにより、周りへの不信感が減り、自発的な情報共有が盛んになります。そして目標達成意欲が高まってきます。

『スピードアップ!』
”時間”という経営資源を有効に使うことも、成長にとって大事なポイントです。目標の設定や管理のスピードを上げることで、組織のスピードも上がり失敗の修正が素早く行え、よりチャレンジしやすい状態になります。OKRでは、フィードバックをもってスピードアップを図り、仕事の改善や目標達成をしていきます。


OKRの効果

このような4つのポイントを踏まえてOKRを運用することで、組織の最重要の目的、目標に向かう全員の意欲と努力を集中し、高速で達成を目指せる効果が期待できます。

 

OKRは目標管理手法と言われますが、組織内に伝達して修正していくという意味でコミュニケーションツールとも言えます。このコミュニケーションツールとしてのOKRを活用することで、常に組織全体で重要な目標に集中して向かい、自律的・協力的で成長志向になっていくという効果があります。

まとめ

OKRでリーダーシップとマネジメントの両輪を回すことが重要です。そのためにOKRをコミュニケーションツールと位置づけ、Objectives とKeyResultsで組織のコミュニケーションを図って、組織力を最大化するものであると認識して運用をしていくことが大切です。

執筆:大道 有紀

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