その他外部システム連携

Googleカレンダーとの連携設定

Googleカレンダー管理者権限のアカウントで作業が必要となりますので、担当部署へ共有いただき設定をお願いいたします。設定後はサポートデスクまでご連絡をお願いいたします。

▼ Googleカレンダー連携までの流れ

Googleカレンダー連携を開始するためには以下の作業が必要となります。

流れをご確認の上、設定をお願いします。

 

1.【システム担当】 サービスアカウント作成

  ① プロジェクト作成

  ② API有効化

  ③ サービスアカウント作成

  ④ APIアクセス権限委任

  ⑤ 予約元ユーザメールアドレスへの権限設定

 

2.【システム担当】 API承認設定

 

3.【採用担当】 サポートグループへ情報共有

 

 

 

1.サービスアカウント作成

以降の手順について、Google管理者権限のアカウントで下記URLのGoogle Cloud Platform(GCP)にログインしてください。
※Googleカレンダーとの連携は、Gsuite(有料版)をご使用いただいている必要がございます。

GCP : https://console.cloud.google.com/apis/credentials

GCP上の画面レイアウトが変更になる可能性もございますのでご了承ください。

なお、指定の項目が表示されない場合はご連絡ください。

① プロジェクト作成 - APIを利用するためのワークスペース

 1. IAMと管理より「リソースの管理」に移動します。

 

2. リソースの管理のメニューより「プロジェクトを作成」を選択します。

 

3.プロジェクト情報を入力し「作成」を選択します。

 プロジェクト名:HITO-Link連携用のアカウントと分かるような名称を推奨

 組織:自動紐づけされるので入力は不要

 場所:自動紐づけされるので入力は不要 ※利用する組織(ドメインが選択される)

 

参考)作成中の通知画面

 

4. プロジェクトが作成できたことを確認します。

 

② API有効化 - 必要なAPI(Google CalenderAPIの有効化)

1. 作成したプロジェクトが選択されていることを確認します。

 

2. APIとサービスより「ライブラリ」へ移動します。

 

3. APIとサービスを検索より「Google Calender」を検索します。

 

4.「Google Calendar API」を選択します。

 

5. APIを「有効にする」を選択します。

 

6. Google Calendar APIダッシュボードが表示されていれば有効となった状態です。

 

③ サービスアカウント作成                         (HITO-LinkアプリケーションよりAPI実行するためのアカウント作成)

 

1. IAMと管理より「サービスアカウント」へ移動します。

 

2.  「サービスアカウントを作成」を選択します。

 

3. サービスアカウント名(任意)を入力し「作成」を選択します。

サービスアカウント名は特に指定ございませんので貴社にてHITO-Link連携用と分かるよう任意の名称で設定をお願い致します。

 

4. サービスアカウントの画面で「鍵を管理」を選択します。

 

5. 「鍵を追加」から「新しい鍵を作成」を選択します

 

6. 「P12」を選択し「作成」を選択します。

 

7. 認証キー(p12)ファイルがパソコンに保存されます。保存した認証キー(p12)ファイルは大切に保存してください。(保存先はPCやブラウザの設定によりますが、設定変更等されてなければPCのダウンロードフォルダに保存されます)

ダウンロードした【認証キー(p12)ファイル】は、HITO-Linkサービス向けにご提供いただきます。

 

④Google WorkspaceへのAPIアクセス権限委任

 

1. IAMと管理より「サービスアカウント」へ移動します。

 

2.サービスアカウントのメールアドレスを選択します。

 

3.「詳細設定の表示」 を開きます。

 

4.クライアントIDが表示されますので、メモしておいてください。 

※ このクライアントIDは、後ほどGoogle adminでのAPI承認時の手順で利用します。

 

5.サービスアカウントのメールアドレスを手元に残してください。

サービスアカウントのメールアドレスは、HITO-Linkサービス向けにご提供いただきます。

 

⑤スケジュールへの予約元ユーザーメールアドレスへの権限設定(Googleカレンダーへ予定を送る際の送信元アドレス)

スケジュールのユーザーメールアドレスをサービスアカウントの役割として登録します。

設定した予約元ユーザーメールアドレスからGoogleカレンダーへ予定が送信されるようになります。人事でご利用の共有メールアドレスか、新規作成された共有メールアドレスを登録ください。

【注意】Googleグループ(配布リスト)ではないメールアドレス(カレンダーがあるアカウント)をご用意ください。

 

1. 作成したサービスアカウントを選択します。

 

2.「権限」を選択します。

 

3.「アクセスを許可」を選択します。

 

4. 予約元として使用したいユーザーメールアドレスを「新しいメンバー」として追加し、ロール「編集者」を割り当て保存します。

 

5. ロール「編集者」として「予約元ユーザーメールアドレス」が登録されている事を確認します。

ここで登録したユーザーメールアドレスをHITO-Link向けに提供ください。

 


2.API承認設定

GCPで作成したサービスアカウント クライアントID向けの承認設定となります。

 

1. Google Admin 管理コンソール で「セキュリティ」>「API制御」を選択します 

 

2. 「ドメイン全体の委任を管理」を選択します。

 

3. 「新しく追加」を選択します。

 

4. クライアントIDとAPIスコープを入力し「承認」を選択します。

承認済みAPIクライアント:クライアントID(数字21桁)

許可するAPIスコープ:https://www.googleapis.com/auth/calendar

 

5. クライアントIDが登録されたことを確認して完了です。

 

3.サポートグループへ情報共有

以下の情報を「 サポートデスク 」までご連絡ください。

① 認証キー(p12)ファイル

  例)<project>-xxxxxxxxxxxx.p12

  ※ ダウンロードした【認証キー(p12)ファイル】をメールに添付してご提供ください

② サービスアカウント メールアドレス

  例)<accountId>@<project>.iam.gserviceaccount.com

③ ユーザーメールアドレス(送信元アドレス)

  例)<username>@<user.domain>

 

① 認証キー(p12)ファイル  例)<project>-xxxxxxxxxxxx.p12
② サービスアカウント メールアドレス  例)<accountId>@<project>.iam.gserviceaccount.com
③ ユーザーメールアドレス(送信元アドレス)  例)<username>@<user.domain>